スタートトゥデイ 前澤社長の話を聞きに行った。
「もし神がその使者をこの世に遣わしたとすれば、この方は間違いなくその一人なのだろうな…」
と思いながら話を聞いた。
何しろ、「『世界平和』が私の夢・目標です」と大真面目に語れるだけの実績がある。正直カッコイイ。
主義主張は異なるところもあるが、大いに参考になった。
名刺交換の際、「『人の真似をしない』ということだけ真似させてもらいます!」と言ったら返してくれた笑顔が素敵だった。
以下はメモ。
株式会社 スタートトゥデイ
売上高 238億円
会員数 360万人
人の役にたつ仕事を楽しみながらやった結果だ。
前澤 友作社長 35歳 元ミュージシャン
14期目 正社員350名、アルバイト500名
取扱高今期840億円が目標
東証マザーズ上場 時価総額1800億円(一位)
昨日まで中国に出張していた
スタートトゥデイ流 "楽しく"働くために必要な5つのこと
1. 好きなことを好きな人とする
2. 人のやっていないことをする
3. 夢やビジョンは分かりやすく大き持つ
4. 自分たち流のルールをつくる
5. プロ意識を忘れず常に成長する
1. 好きなことを好きな人とする
- 創業のきっかけは趣味の延長
- 創業メンバーは元カノと親友
- 服も好きだっただけ
- バンドよりも会社のほうが好きに
- 結局好きなのは「人」でした
メジャーデビューしたとたん、ルーチンワーク的に感じ、つまらなくなった。
だからきっぱりやめた。
輝く人を見るのが大好き
2. 人のやっていないことをする
- 目立ちたい、モテたい、赤いスニーカー
- 運動会も受験戦争も嫌い
- マニアックなハードコアのレコード
海外から自分しか持っていないレコードを取り寄せた
みんなから無理と言われた
システムの開発からデザイン。物流。カスタマーセンター
成長スピードから鑑みると、とてもよかった。
アウトソーシングでは間に合わない。
システムの改良もすぐにできる。仕様がどうだ、見積りがどうだというのは時間の無駄
バカにされたが、たくさんのメディアに取り上げてもらった
3. 夢やビジョンは分かりやすく大きく持つ
くたびれたサラリーマンや学校の先生に違和感を感じた。
高校2年から登校拒否、バイト、バンド活動に明け暮れた
「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を」
スタートトゥデイの存在意義
結局のところ「世界平和」を目指している
「いい人をつくる」
たまたまあの時秋葉原にいた。現場では気づかなかったが。
もし彼がうちのスタッフだったら?と考えた。
悔しいという感想をもった。加害者対する思いとして。
人よりちょっと正義感が強いのかもしれない。
殆どの人が、「お金が無いと生きていけない」と思い込んでいる。
「お金を持っていると偉い」という先入観に洗脳されている。
上場してから、お金について深く考えるようにしている。
世界平和を実現するためにオカネについて、あり方を変えていかねばならない
お金の問題点
1. 中央銀行が独裁的に発行できる権限をもっている
2. 金利がつくこと
3. 信用創造(レバレッジ)
4. 自分たち流のルールをつくる
一度だけ解雇をしたことがある。
98年から会社を始めて、3~4年後、一人の女性を解雇した。
悪いリンゴをもぎ取ると、他のリンゴに栄養が回る
そんなつもりでやった。
後悔している。
弱者を見捨てる。という社会で良いのか?
だから僕は見捨てない。
鬱病になったりするものも出てきているが、見捨てない。
6時間を目指している
社会は一人では成り立っていない。
周りの(できない)スタッフをサポートする人が好き
幕張メッセの近くに会社がある
会社の近くに住むと5万円の月額手当を出している
社員6割以上が自転車、徒歩で来れるところに住んでいる
近くに住む、家族のような関係を目指している
オープンにやっている
「社長聞いてください。昨日からだれだれと付き合っています!」
という感じ。
平均27/28歳の会社
5. プロ意識を忘れず常に成長する
- 自分の価値やこだわりをブランディングする
- 課題は多ければ多いほどよい
- 捨てること、変化することを恐れない
創業以来やっていたカタログの発刊をやめた
「街」としてのZOZOTOWNを捨てた
「愛」とか「Love」というステッカーが、社内の至る所に貼ってある
楽しくやると業績が伸びる
楽しくない顔をしているスタッフを見つけたら座ってじっくり話を聞くようにしている
ソフトバンクとの合弁会社を作った
日本のものを中国に売っていくサイト
Q: サボったり怠けるスタッフは出てこないのか
A: 周りのスタッフからの影響、全社的な雰囲気からそのようなスタッフは出てこない
Q: 人を入れるときには面接をしていい人選ぶと思うが、「愛」との矛盾は
A: 僕はいつも矛盾を抱えたまま採用活動をしている
「採用を抽選でやろう」と提案した。人事部から反対され、この案は消えた。
毎年1万、2万人の新卒エントリーがある
創業時から一緒にやってきた取締役を降格させ現場に戻した
Q: 1.自前主義は創業時から? 2.アルバイトと正社員の区分けは
A1: システム開発を外に出して失敗したことがあり、自前主義にした。
A2:週5日以上しっかりこれるかどうかが判断基準
正社員は新卒でしっかりやっていきたい
Q: 社内不倫はどうか?
A: 今のところ、そういう情報はない。
婚姻制度に反対
一夫多妻、多夫多妻でもいいと思う
戸籍にこんなにこだわっているのは、日本と韓国くらいです
Q: 人事評価はどのように?
A: 振り返りと面談はしている
ある程度評点化している。ただ、評点と給与・ボーナスは連動しない
おなじ役職なら同じ給与・ボーナス