昨年のPDCで聞いてから、はやく試して見ようと思いつつ、時間が経ってしまいました。
Microsoft の安納さんが詳しく解説されていますので、まずはそれを一通り見てみます。
http://blogs.technet.com/b/junichia/archive/2010/12/01/3372270.aspx
http://blogs.technet.com/b/junichia/archive/2010/12/09/3374029.aspx
http://blogs.technet.com/b/junichia/archive/2010/12/09/3374066.aspx
ところが2回目の冒頭に「ご注意」が目立つように掲載されています。
(嫌な予感です。)
ただ、「2010年12月現在」ということでもありますので、淡い期待を持ちつつ実際に試して見ました。
が・・・ やはり状況は変わっていませんでした。
以下のメッセージが表示され、私の日本語版 Windows 7 には Connect に必要なエージェントをインストール出来ません。

まぁ、いまはベータだから仕方が無いですね。
時間を見つけて英語版環境を作って見ることとしましょうか。
----
と、思ったのですが、「時間を見つけて」と言って「見つけられた試しがない」とも思いましたので、気を取り直して Amazon EC2 からつないでみることにしました。
EC2の準備などの手順はこのブログの趣旨と異なりますので割愛します。
Azureの設定については、とりあえず安納さんの手順通りに進めて見ましたら、うまくつながったようです。

このようにアイコンから×印が消えるまで、ちょっと時間がかかったので(数分)ちょっと嬉しかったです。
リモートデスクトップで Web Role に接続し、ドライブをマップ、Robocopy で約3MBのファイルをコピーしてみました。

何回か試して見たら、9MB/min 位までは上がりました。
(一般的な構成と思われる)当社のLAN上では 約1100MB/min ですので、ファイル転送にはLANの100倍くらいかかる。と考えておけば良いようです。
なお、この実験は、次の環境で行いました。
Windows Azure Web Role : Anywhere US
Amazon EC2 (Micro Instance) : Tokyo
ところで、オンプレミス側は変更せず、接続するAzure側のインスタンスを変更したいときはどうすれば良いのでしょうか。
と言うのも、Azure (HK) – AWS (Tokyo) 間で同じ実験をしてみたくなったのです。
早速やってみました。
まず、East Asia (HK) にWebロールを発行します。
Certificates を追加した以外は、通常通りの手順です。

そして、Virtual Network で「Edit Group」を選択し、HK の Web Role を追加しました。

そして、AWSにリモートデスクトップ接続し、さらにリモートデスクトップ接続で、HK の Web Role に入り込んでみます。
AWS側の設定変更は特に何もしなくても、Web Role につながりました。
つまり、一度 Connect のエージェントをインストールしておけば、Azure側の設定のみで別のインスタンスに接続ができるようになるということがわかりました。
さて、robocopy でファイル転送をしてみましょう。
当然速くなることを期待していたのですが、何回か試しても 2MB/min くらいしか出ませんでした。
リモートデスクトップ接続も、重い感じがします。
Connect を使った Robocpy によるファイル転送の測定結果をまとめると次のようになります。
| | 転送速度 |
| AWS(Tokyo) – Azure (US Anywhere) | 9MB/min |
| AWS(Tokyo) – Azure (East Asia) | 2MB/min |
| LAN | 1100MB/min |
テストしたタイミングか何かの影響でしょうか。意外な結果になりました。